サックス講師歴約10年!テイキーです。
今回は、「サックスの音色を良くしたいけど、どうやったらいいかわからない!」
そんな人向けの記事です。
音色の研究はサックスの永遠の課題。
音色を良くするためには色んな方法があります。
今回は、その中でもすぐできる方法をご紹介します。
今回の授業はこちら!
2.マウスピースを咥える角度を変えよう
3.マウスピースを咥える深さを変えよう
4.まとめっ!
1.全力で息を吸おう
前提として実は一番大事なことですが、
息をたくさん吸ってしっかり吹くことで、格段に音が良くなります。
逆にたくさん吸えないと、何をしてもなかなか音が良くなりません!
今まで色々な生徒を見てきましたが、
ほとんどの人が息を全力で吸うだけで音色や音程だけでなく、
運指やフレーズの歌い方まで格段に良くなります。
なので常に全力で吸って吹けるように意識して練習に望みましょう。
2.マウスピースを咥える角度を変えよう
マウスピースを咥える角度は約90度が良いです。
マウスピース+ネックの状態で練習してみましょう。
⇩角度の違いによる音色の参考動画
顎を引いて顔が少し下を向くようにします。
その状態でマウスピースを咥えます。
楽器はやや下に構えます。
あとは真っ直ぐ息を出して音を鳴らしましょう。
ちなみにソプラノとテナーを吹く時は特に注意!
ソプラノは管がまっすぐなので、
下を少し向くように顎を引くか、楽器を持ち上げ角度を上げて吹きましょう。
テナーの場合はネックが上に反っているので、視界にネックが結構入り込むぐらい
楽器の角度を少し上げて吹きましょう。
しかし、自分で吹いていてもなかなか角度がわからないので、鏡を見て練習してみましょう。
3.マウスピースを咥える深さを変えよう
マウスピースを浅く咥えると音が細くなり、深く咥えると音がうるさくなります。
音をよーく聞いて、丁度良いところを探してみましょう。
特に吹奏楽をやっている人は浅く咥えている傾向があります。
こちらも音色をよく聞いてしょう。
⇩深さの違いによる音色の参考音源
もう少し詳しく解説すると、
浅く咥えすぎると音が細くなり、音がブレンドしにくくなります。
また、息が入っていかず、酸素の循環が少ないので吹いているとだんだん苦しくなっていきます。
深く咥えすぎると、息は良く入りますが、音が広がりすぎてしまい音が汚くうるさくなります。
また、息が入り過ぎてしまい早々にスタミナ切れを起こします。
深さを少しずつ変えて音の変化を感じながら練習してみましょう!
4.まとめっ!
今回は明日からすぐできる音色の練習を解説しました。
ちなみにアンブシュア編を解説します。
まずは何はともあれブレスは全力で吸いましょう。
吐くのは全力ではダメですよ?
マウスピースを咥える角度は90度にして、
咥える深さも丁度良いポイントを探しましょう。
吹奏楽では基本的に小さい音を要求されるため、
咥え方が強く浅くなる傾向にあります。
逆にジャズを吹く人は大きな音を出すために、
咥え方が弱く深くなる傾向にあります。
自身の傾向をしっかり分析して練習するのが大事です!
また、確実かつ早く上達するためには、
専門の先生に習うのが圧倒的に良いので強くオススメします。
独学でできる人は、とっととプロになってください!
それでは、良い音色探しライフを!
今回はここまでっ!
♪以下宣伝♪
ちょっとだけでも聞いてくれると嬉しい!
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